活動量に関する4部構成の連載が最終回を迎えます。この最終記事では、季節の変化が活動量にどのような影響を与えるかを詳しく見ていきます。
夏は散歩に最適な季節
予想通り、夏の月が最も活動量の多い時期です。以下のグラフは、季節ごとに分けた1日の平均歩数を示しています。各季節の歩数ランキングは次の通りです。
- #1:夏は最も活動量の多い季節で、1日の合計歩数は7,053歩です。
- #2:春は1日平均6,843歩で、2番目に活動量が多い季節です。
- #3:興味深いことに、秋よりも冬の方が活動量が多く、平均歩数は6,656歩です。
- #4:秋は最も活動量の少ない季節で(差は115歩)、1日の平均歩数は6,541歩です。
夏に活動量が高くなるのは当然のことで、暖かい季節にはより多く歩く傾向があります。日光を浴びようと一日の中で散歩を追加する人も多く、活動量が増えることによる健康上のメリットは数多くあります!
春が2位となるのは自然なことです。厳しい冬をようやく乗り越えた人々が、再び屋外で過ごすことを心待ちにしているからです。冬が秋よりも上位にランクインしている点は、注目に値します。その理由のひとつとして、新年の抱負が挙げられます。新年を迎えると、多くの人が健康やフィットネスに関する目標を立て、週4回ジムに通うことや午後のおやつをやめることを誓います。こうしたモチベーションの高まりが、寒い季節に活動量が増える理由を説明しているかもしれません。また、冬から春への移行は、夏から秋への移行よりもはるかに気持ちが弾むものです。寒い冬を乗り越えた後、気温がわずかに上がるだけで、最新の春ファッションを身にまとい、できる限り外で過ごしたいという気持ちが湧いてきます。一方、夏の夜が秋の訪れとともに冷え込んでくると、その逆が起こります。重ね着が増え、太陽の下で一秒でも多く過ごしたいという気持ちが薄れていきます。
活動量の違いは夕方に最も顕著に現れる
上のグラフは、季節の変化に伴う1時間ごとの活動量の違いを示しています。このグラフから次のことが読み取れます。• 1日の早い時間帯では、季節間の活動量の差はほとんど見られません。• 午前中盤を過ぎると、春夏の方が秋冬よりも歩く量が多くなります。• 正午には、再び季節が活動量に影響しないことが分かります。季節を問わず、人々は昼食をとるために必ず休憩を取るため、昼時のピークが説明されます。• 午後から夕方にかけて、季節間の大きな差が見られます。通勤や昼食は季節を問わず共通の活動ですが、仕事後の活動の種類には季節性がより大きく影響するようです。暖かい季節には外出する意欲がはるかに高まります。
結論
この研究は、私たちのライフスタイルが季節の変化に影響を受けていることを裏付けています。雨や寒さのない環境での屋外活動の方がはるかに楽しいことを考えると、これはさほど驚くべき結果ではありません。寒い月は屋外に出づらいですが、できるだけ毎日1万歩に近い歩数を目指すことが大切です。来年の冬に向けて、ジムに入会したり、友人とフィットネスクラスに申し込んだりすることが、よい解決策になるかもしれません。
データについて
この研究は、Withings製品のユーザーパネルを対象に実施されました。Withingsは個人データの機密性を保証し、ユーザーのプライバシーを保護しています。そのため、本研究で使用されたすべてのデータは、慎重に匿名化および集約されています。